オールオン4にNO

効率重視のオールオン4は「口の中の耐震偽装」になりかねません。
私たちは、適切なインプラント本数をご提案します。

当センターは、適切な本数のインプラントで毎日の快適な食生活を約束します。当センターのポリシーは、「インプラントの長期安定」です。様々な検査を行い、必要で適切なインプラント本数をご提案いたします。

オールオン4

4つの理念 トップ

オールオン4とは?

巷では、「オールオン・フォー」という治療法がもてはやされています。簡単にご説明いたしますと、無歯顎(歯が0本の状態)に4本だけインプラントを入れて全体の噛み合わせを負担させようとする「本数削減療法」です。
無歯顎の状態を充分に噛める状態にするには、最低6本が必要です。ところが、ポルトガルのマローというDrが4本で全体を支える治療法を発表し、世界中に広まりました。本数が少ないので経済的で患者様に受け入れられやすいからです。

オールオン・フォーの大きな問題点

再治療となるケース、インプラント周囲炎の発症リスクなどさまざまな問題を指摘されながら、「安さ」「早さ」を理由に行われている治療法です。

[1]本数が少ないため、1本当たりに非常に大きな荷重がかかり、壊れやすい。

インプラントはチタンでできていますが、中は空洞構造になっており、折れる場合もあります。オールオン・フォー治療法では、合計4本のインプラントを入れますが、両サイドのインプラントは、かなり傾けて入れます。そのため噛むときに強い力を受け、インプラントが壊れてしまうことがあります。

[2]全体を4本で支えるため、歯並びが不自然になりやすい。

その為、審美的に適正な箇所にインプラントを建てられないことが出てきます。一つの顎に4本、ということに拘ったため、歯の幅のバランスが悪い、歯の傾斜が不自然、などの問題が出ます。

[3]歯を合計10本しか並べられず、充分に噛むことができない。

健康な歯並びは、片方の顎は14本あります。対して、オールオン・フォーで上下の歯を作ると、10本の歯並びとなります。計4本の奥歯が健康な歯並びより少ないので、充分に噛めない可能性があります。また、インプラント各々に過剰な負担がかかっています。これはまさに、「お口の中の耐震偽装」となりかねない状況と言えます。