インプラント基礎知識

食事や会話も、スポーツやレジャーも、
しっかり噛めて話せるからポジティブに楽しめる。

かつて歯があったところに、見ごとに歯が蘇る。しっかりと噛め、見た目も美しく自然。義歯のように金属部分が見えることもなく、食事も会話もエンジョイすることができるようになるインプラントは、まさに口元の美しさと健康を手に入れるための最高の治療法です。
そんなインプラントとはどんな治療なのか、基本を押さえておきましょう!

そもそもインプラントとは

インプラントインプラント治療が日本に導入された1980年代以来、すでに30年以上の年月が経ちますが、その治療技術はは日進月歩で進化を遂げてきました。
かつては実験的治療の意味合いが強く、ほとんどの開業歯科診療所がインプラントを用いた治療に反対の立場をとっていたものです。しかしその後の十分な経過を経て、時代が変わった現在、インプラントの長期安定性は広く認識されるところとなっています。

技術革新とともに安全確実なスタンダード治療法が確立され、歯の欠損部への最も優れた治療法として、現在では国際的にも認証されております。

1本の歯を失った場合

1本の歯を失った場合

奥歯を含めて複数の歯を失った場合

奥歯を含めて複数の歯を失った場合

第二の永久歯、インプラントのメリット

メリットその1:永久歯と同じようにしっかりと噛めて食事が快適になる

インプラントは骨と完全に結合しますので、硬いものでもしっかりと噛むことができます。永久歯と比べて、ブリッジの噛む力は60%、義歯(入れ歯)の噛む力は30%と言われています。
インプラントは食べ物の種類・調理法を問いません。スルメイカやフランスパン、繊維の多い野菜など、これまで食べることを諦めていた、歯ごたえのあるものでも美味しくいただくことができます。また噛んだときの気になる痛み等もありません。噛む力は永久歯以上と言っても過言ではありません。ただし、最初は永久歯と若干違った感覚があり、慣れるまでに多少の期間が必要な場合もあります。

メリットその2:しっかりと噛めるので、他の歯の健康を守ることができる

インプラント以外の治療法では、隣の歯や歯ぐきに大きな負担をかけてしまいます。そしてそれは、周辺の歯までも失う大きな原因となります。例えば、入れ歯を長期使用しますと骨が大きく痩せ、バネ(維持装置)をかけている歯が傾いてきます。そのため、歯を失った所以外に様々な問題点が生じ、他の歯を失う原因となるわけです。
このように、入れ歯やブリッジは1か所の問題点が他の歯や骨への問題を引き起こし、お口全体に波及してしまうリスクをはらんでいるのです。
それに対してインプラントを入れると、インプラント自身が噛み合わせの大きな力を発揮しますので、他の歯の噛み合わせ負担を軽減し、お口の中全体の調和を保つことができます。揺れが生じていた隣の歯がしっかりしてくる事例も多く見られます。

メリットその3:しっかりと噛めるので、他の歯の健康を守ることができる

義歯は異物感が大きく、特に前歯の義歯は発音に影響を与えることがあります。またブリッジにおいても、空気が抜けるなどの不具合が生じることがあります。インプラントは歯の形態が永久歯と非常に似ているため、発音に影響を与えません。会話やカラオケ・スポーツなどのレジャーなどを快適に楽しむことができます。

メリットその4:永久歯と構造が似ており、会話の時に発音がしやすい

義歯は異物感が大きく、特に前歯の義歯は発音に影響を与えることがあります。またブリッジにおいても、空気が抜けるなどの不具合が生じることがあります。インプラントは歯の形態が永久歯と非常に似ているため、発音に影響を与えません。会話やカラオケ・スポーツなどのレジャーなどを快適に楽しむことができます。

メリットその5:義歯のように動いたりせず、異物感がほとんどない

最近は、義歯を使用されている方がインプラントを入れられるケースが多くなっています。
義歯は装置の間に食べ物が詰まりやすく、度々洗浄が必要です。それに対してインプラントは永久歯と極めて類似した形態で、なおかつお口の中に完全に固定されるため、異物感が少ないのが特徴です。

メリットその6:骨が痩せず、口元が若々しく保つことができる

義歯の長期間の使用により、骨が痩せてくることがあります。これは、義歯は歯ぐきの下の骨の部分で噛み合わせの力を負担するため、骨が下がるためです。骨は継続的に力を加えると、その部分が痩せてきます。この原理を利用したのが矯正治療です。
お口の中の骨が減少すると、口元の皮膚の張りが失われ、活気のない顔の表情となってしまいます。インプラントは骨の吸収を防ぐことのできる治療法ですので、口もとの張り、若々しさをキープすることができます。